ドライアイに効く栄養成分やサプリメントまとめ
ツラ~いドライアイの症状は放置しても治りません。医者に行くなど適切な対応が必要です。
しかし、同じドライアイ症状でも、原因が涙の量の不足から来るのか、疲れ目から来るのかによって必要な栄養素も異なるので対応するサプリも変わってきます。
具体的には、目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、などの症状は涙の量の不足、涙の質の低下が原因です。
目の充血、頭痛、めまい、更年期のドライアイは疲れ目が原因です。それぞれに対応するサプリの比較ランキングをまとめたのでぜひ参考にしてください。
なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。
症状別のリンク先
目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、充血、頭痛、めまい、更年期
この記事の目次
ドライアイに効く栄養成分をまとめてみた
ドライアイの症状の緩和、改善に効果があるとされる栄養成分をまとめました。噂レベルの情報ではなく、公開された研究データなどに基づき紹介していきます。
ルテインがドライアイを予防する?
ルテインといえば目に良い成分で、紫外線が原因で発生する活性酸素を除去したり、パソコンやスマホなど目に負担をかけるブルーライトを吸収する働きが有名です。
いずれも外部要因からのダメージを防ぐ働きですが、それ以外にも細胞など内的要因にも働きかけて病気を予防する効果があるとして今、注目されています。
抗酸化タンパク質の一種に「SOD1」という物質があり、これが欠如すると加齢黄斑変性症やドライアイのリスクが高まるという研究報告があります。
これに対し、わかさ生活と慶應義塾大学との共同研究で「神経細胞にルテインを添加すると活性酸素の除去に関わる遺伝子の発現と抗酸化タンパク質の発現が著しく上昇する」という結果が得られました。
つまり、ルテインを摂取することで、抗酸化タンパク質の欠如が原因の目の病気(加齢性黄斑変性症やドライアイ)を予防できることが明らかになりました。
ドライアイの治療といえばヒアルロン酸やムチンなどの成分が入った目薬が一般的ですが、ルテインを摂取すると細胞レベルで病気の予防に役立つということですね。
細胞レベルでドライアイを治したい方はルテインサプリをどうぞ!
DHA・EPAはドライアイの涙の改善に効果!
DHAやEPAなどオメガ3系の脂肪酸はマウスを使った実験で涙の質と量の改善、マイボーム腺の改善に有効という結果がでています。
またドライアイ患者に対して1245mgのEPAと540mgのDHAを12週間、摂取させたところ、「涙液の安定性が向上し、涙液のムチン層が回復することで『目の痛み』の自覚症状が改善された」という報告があります。
「オメガ3系」の油はマグロやサンマ、イワシ、サバなど青魚などに多く含まれています。しかし毎日これだけの量を摂取するのは難しいのでサプリでの摂取がおすすめです。
DHA・EPAを多く含むサプリメント
ネットを中心に爆発的な人気を誇っているのがDHA・EPAサプリの「きなり」。DHA・EPAを超える新素材の「クリルオイル」を使用しており、他社サプリと比較してもダントツの500㎎を配合しています。
アントシアニンで涙の分泌量が増加!
アントシアニンには目の周囲など末梢血管の血流の改善や毛様体筋の活性化を促します。また目の隅々まで酸素や栄養分を送ります。
日本の研究者による実験では男女22名にビルベリー果実エキス(商品名ミルトセレクト:36%アントシアニン含有)を1日あたり160mg摂取させたところ、涙液分泌量の増加などドライアイへの改善効果があることが明らかになりました。
血行が悪くなると疲れ目や視力低下になるので、アントシアニンで血流改善するとドライアイの症状緩和にも効果的です。
アントシアニンは紫色の色素を持つ食材に多く含まれています。しかし長時間の加熱や長期間の保存に弱いという性質があるため、安定して摂取するにはサプリメントの方がよいです。
また体内に吸収されると24時間以内に尿と一緒に体外に排出されてしまうので、毎日コツコツと摂取するのが大切です。
アントシアニンを多く含むサプリメント
一般的なブルーベリー376粒分をたった2粒に凝縮しています。加えてアサイーベリーも100mgを配合。市販されているブルーベリーサプリの中では圧倒的な含有量を誇ります。
アントシアニンの多い食品
ビルベリー、ブルーベリー、カシス、黒豆、なす、ぶどう、紫いも、紫キャベツ、紫玉ねぎ、しそ
カシスシードオイルで涙の質が良くなる
カシスシードオイルとはカシス(ブラックカラント)の種子油のことで必須脂肪酸の一種であるγリノレン酸を豊富に含みます。
カシスシードオイルは抗炎症作用を持ち、乾燥肌や軽いアトピー肌の炎症作用や皮膚からの水分の蒸発を防ぎます。また網膜および涙腺中の炎症を防ぎ、良質な涙を生成することからドライアイの予防改善に役立ちます。
インドの政府医科大学で行われた6ヶ月の研究では、「カシスシードオイルに含まれるオメガ脂肪酸(特にGLA含有量)がドライアイに悩む患者に明らかに有効である」ことが実証されています。
しかしカシスシードオイルは現状では入手困難です。Amazonや楽天、Yahoo!でも見つかりません。唯一、サプリメントは市販されているので紹介します。
カシスシードオイルのサプリメント
カシス(ブラックカラント)に多く含まれるガンマリノレン酸(GLA)は、多方面から健康と美容をサポートする必須脂肪酸です。不足しがちな必須脂肪酸、ガンマリノレン酸が1粒に90mgと高含有のサプリメントです。
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ビタミンAで涙のムチン層の分泌を促す
ビタミンAは目のビタミンと呼ばれ、暗いところで物が見えなくなる夜盲症の改善に効果があることで知られています。
またビタミンAには結膜や角膜の表面の細胞や機能を正常に保つ涙のムチン層の分泌を促す作用があります。
不足すると角膜が乾いて傷ついたり目が疲れるので最低限欠かせない栄養成分です。
ビタミンAを多く含む食品
鶏レバー、うなぎの蒲焼き、ホタルイカ、すじこ、玉子、しそ、人参、ほうれん草
ヒアルロン酸でドライアイの予防改善に!
ヒアルロン酸といえば保水力の優れた成分で、目の潤いを保ったり、美肌効果、関節の動きを滑らかにする効果がよく知られています。
目が乾く乾燥型のドライアイには目の潤いを保つヒアルロン酸は効果的なため、ドライアイの治療としてヒアルロン酸入りの目薬が使用されるようになりました。
人の体内には目、肌、関節などに多く存在しますが、20代をピークに体内の量が減っていき40代からは急減します。60代になると20代の半分以下になります。
そのためサプリメントなど安定した形での摂取が望ましいですが、ヒアルロン酸には分子が大きいため、そのままでは吸収されにくいというデメリットがあります。
ヒアルロン酸が含まれている食品は鶏のとさか、魚の目、豚足、ふかひれ、すっぽん、うなぎなど、継続的に食べるのが難しいものが多いです。
最近では分子を小さくして体内に吸収されやすくしたヒアルロン酸配合のサプリも多く販売されているため、上手に摂り入れることができるようになりました。
低分子ヒアルロン酸を配合のおすすめサプリ
ヒアルロン美潤は低分子・高吸収型のヒアルロン酸をたっぷり配合したサプリメントです。愛用者も35万人を超えており、乾燥肌やアトピーにお悩みの方に愛用されています。
ラクトフェリンで涙の量が増えて目の乾きが減少!
ラクトフェリンとは母乳や動物の乳に含まれる糖タンパク質で強い抗菌力、殺菌力を持ち、鉄の吸収を促進する働きがあります。
出産後3日間に出る初乳に最も多く含まれ、まだ免疫力を持たない赤ちゃんを細菌などから守る働きをします。
腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境を整えることから、免疫力を高めたり、貧血予防、胃を健康に保つ、老化予防、骨粗しょう症予防、ストレス緩和などの効果があります。
ドライアイに対してもラクトフェリンは有効です。涙の中には高濃度のラクトフェリンが含まれています。
ある臨床試験で、シェーグレン症候群で重症のドライアイ患者4名にラクトフェリンのサプリを2~6ヶ月摂取させたところ、眼球を潤す涙の量が増えて、目の乾きも減少したという結果が出ています。
ラクトフェリンは熱に弱いという性質があり、牛乳など乳製品は加熱処理されているのでラクトフェリンはほとんど摂取できません。
そのため、ラクトフェリンを安定して摂取するならサプリメントで摂取するのがおすすめです。
ラクトフェリンのおすすめサプリ
ラクトフェリン300mg配合に加えてヒアルロン酸、コンドロイチン、コラーゲンの3つを配合した、ユーザー発のサプリ。しっかり腸の中で溶けるように独自技術で作っています。ラクトフェリン含有量は業界トップレベルです。
ムチンで涙の働きを安定させてドライアイを治療!
ムチンとは納豆やオクラなどネバネバする食材の粘り成分の元になる成分です。人の体内でも唾液、胃液、涙などにムチンが含まれています。
ムチンは保水力が優れており、涙を保持するために目の表面をムチン層で覆うことで涙の蒸発を防ぎ、目の潤いを保っています。
涙の量はあっても質が低下すると均等に目の表面を覆うことができず異物や雑菌が入りやすくなりドライアイが発生しやすくなります。
特にパソコンを使って作業する人コンタクトレンズ使用者に多いのですが、こうしたドライアイをBUT短縮型ドライアイと言います。
BUT短縮型ドライアイには涙をつなぎとめるムチンを補うことで涙の働きが安定するのでドライアイの改善効果があります。
ムチンは熱に弱く、加熱すると食材の外に成分が流出してしまうので、料理するなら汁ごと食べられるようなメニューがおすすめです。
ムチンが多く含まれる食品
納豆、ヤマイモ、オクラ、里芋、なめこ、モロヘイヤ、レンコン、明日葉、ツバメの巣
ドライアイに効くサプリメントはこれだ!
上記のドライアイに良い栄養成分をなるべくたくさん摂取しようとすると食材代、サプリ代でお金がかかってしまいますよね。
さすがに全ての栄養成分を配合したサプリはありませんので、優先的に摂取した方がよい成分に絞った方がよいでしょう。
ドライアイの場合、症状の緩和という対処療法ならヒアルロン酸入り目薬でも十分ですが、ドライアイを根本的に改善したいというなら、細胞レベルで改善が期待できるルテインやアントシアニンは必須です。
そこで、この2つを手っ取り早くまとめサプリメントで摂取できないか、調べてみたところ、「めなり」というサプリがもっとも配合成分の量や種類、バランスに優れていることが分かりました。
ドライアイの辛い症状にお悩みの方におすすめです。
「めなり」(さくらの森)

価格 | : | 初回907円(送料無料) |
---|---|---|
品質 | : | マリーゴールド由来 |
ルテイン | : | 12mg/1日分 |
有効成分 | : | ゼアキサンチン、ビルベリー、アスタキサンチン、クロセチン、ビタミン・ミネラル類 |
1日あたり | : | 32.6円/日 |

「めなり」(さくらの森)はルテイン12㎎、ゼアキサンチン2.4mgの相性の良い2つの成分が5:1の黄金比率で配合、ビルベリーもたっぷり170mg、さらにピント調整に良いカシスエキスやアスタキサンチンまで入っています。
ルテインもビルベリーがこれだけたっぷり入ったサプリは「めなり」だけ!ビタミン、ミネラルも配合でバランスの良さで総合1位決定です!
この「めなり」は新しく開発されたサプリで、これだけ凄い成分が入っているのに毎月先着300名様に限って、特別モニターコースが初回970円です!しかも送料無料!
おまけに効果が実感できない場合は15日以内で全額返金保証付きです!返金保証は他のサプリにはなかなかないのでサプリに相当自信があると思います♪
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ドライアイの本当の原因と治し方とは?
つらい症状に悩まされるドライアイ。実はほとんどのお医者さんがドライアイの原因を誤解していて、治療方法も対処療法しかできないってご存知ですか?
ドライアイについて現代の医学では、涙の量・質の異常が原因だとされています。そのため、医者に行っても人工涙液の点眼を処方されておしまいです。
ところが、こうした日本の医学会の風潮に異を唱えるお医者さんがいて、ドライアイの本当の原因はそうじゃないという情報を発信しています。
沖縄の石川眼科医院の石川先生曰く、ドライアイは「マイボーム腺の詰まり」と「眼輪筋の衰え」が原因だそうです。
そしてドライアイの症状は「眼輪筋を鍛えてまばたきをしっかり閉じるトレーニング」と「マイボーム腺の詰まったドロドロの油を解消すること」で治るとしています。
この画期的な理論と実践については以下の記事に詳しくまとめました。ぜひご覧ください。
日常生活でドライアイを治す方法は?
ドライアイは日常生活の中に原因があることも多いため、ドライアイ対策は生活習慣の見直しから始まり、ルテインなどの栄養補給、目薬の使用、ツボ・マッサージなども有効になります。
生活習慣の見直し
・パソコンやスマホを長時間使う場合は休憩を入れる
・まばたきの回数を意識的に増やしてみる
・夜更かし、睡眠不足の場合は夜早めに寝る
・部屋の湿度に気をつける(加湿器を使う、エアコンの風が当たらないようにする)
・コンタクトレンズの正しい利用方法を守る
・アイメイクする場合はメーク落としをしっかり行う
目薬をさす
ドライアイの場合、眼科で検査をした後に処方してもらってください。ドライアイ患者に処方される点眼薬(目薬)の種類については下記の記事を参考にしてください。
ツボ・マッサージ
・温めた蒸しタオルで目を温める
・目の周囲をマッサージする
・ドライアイに効くツボ「風池(ふうち)」
頭蓋骨の最も下型でくぼんだところ(うなじのくぼんだところ)を親指で頭部の中心に向かって左右同時に5秒間押して離すを5回繰り返す。
まとめ
ドライアイは放置すると目の表面が乾いて角膜や結膜が傷つきやすくなります。
また視力が低下して集中力も下がってしまいます。さらにドライアイが原因で頭痛や肩こり、腰痛など全身にも影響が出るでしょう。
ドライアイは単なる不快な症状ではなく、放置すると危険な目の病気なので、目が乾きやすい環境にある現代人は日々、ドライアイを予防するように努めましょう。