アスタキサンチンサプリおすすめ9選
抗酸化力が高く、目のピント調節機能の改善や美肌、美白の効果もある注目の成分アスタキサンチン。
DHCや大塚製薬など大手メーカーからいろいろサプリが発売されており、ぜひオススメしたいところですが、多すぎて選べないのも事実。
そこで各社から発売されているアスタキサンチンのサプリを比較して特徴をまとめてみました。
単純にアスタキサンチンの量が多ければ良いというわけでもなく、他の有効成分との組み合わせ次第ではアスタキサンチンの量以上に効果が見込める場合もあります。
当記事を参考に自分に合ったサプリを見つけてくださいね。
アスタキサンチンサプリの正しい選び方とは?
アスタキサンチンの選び方について、調べる中で気づいたポイントを挙げていきます。
アスタキサンチンは6mg以上必要
サプリを選ぶ大事な基準として、どれぐらいアスタキサンチンが入っているか、というものがあります。
では、アスタキサンチンはどのくらいの量を飲めば効果を見込めるのか、その目安となる試験を簡単に紹介します。
①目のピント調節機能
アスタキサンチンと偽薬を各20名が4週間飲んだ後に目のピント調節力を計測したところ、アスタキサンチンを飲んだグループはピント調節機能が改善されたと報告があります。
その際にアスタキサンチンを飲んだ量は1日あたり「6mg」です。つまり、疲れ目・眼精疲労の回復が目的で飲むなら最低でも6mg以上は必要です。
②紫外線による日焼け防止
18歳から60歳の健康な男女21人を対象に紫外線(UV-A、UV-B)を一定部位に照射し、紅斑が生じる最小線量を測定しました。
その結果、アスタキサンチンをサプリで1日あたり6mgを2週間飲んだ場合、紅斑が生じるまでの線量が上昇し、日焼けを起こしにくくなることが報告されています。
(東洋酵素化学株式会社 アスタキサンチン研究)
①、②ともにアスタキサンチンは6mgで効果が認められています。
アスタキサンチンは比較的少量でも効果を発揮しますが、その他の多くの研究では標準として4~6mg、アメリカの臨床試験では6mg~12mgで効果が得られているようです。
ちなみに鮭の切り身1切れに含まれるアスタキサンチンの量は約1mgになります。6mg摂取使用として1日に鮭の切り身6切れ食べるのはさすがに無理なので、やはりサプリでの摂取が便利ですね。
他の抗酸化成分が入っていること
アスタキサンチンにどんな有効成分が配合されていると良いのでしょうか?
その答えは「ビタミンE」です。
ビタミンEは別名をトコフェロールと言いますが、その同族体のトコトリエノールをアスタキサンチンと一緒に摂取したときの一重項酸素(活性酸素)の発生率を比較した試験があります。
それによると、何も摂取していない状態の発生率を100とした場合、アスタキサンチンのみを摂取したときは20(80%抑制)、アスタキサンチンとトコトリエノールを一緒に服用したときは4(96%抑制)という結果でした。
(アスタキサンチンの抗酸化力 アスタリール株式会社)
これはどういうことかと言いますと、アスタキサンチンが効果を発揮する際は自身が酸化してしまうのです。
そのため、他の抗酸化物質と一緒に摂ると酸化を防いでくれるので効果が長続きします。それがビタミンEであり、同様に抗酸化物質であるビタミンCもおすすめです。
ということで、アスタキサンチン単品よりも、できればビタミンEやビタミンCが一緒に入っている方が相乗効果が見込めます。
海外サプリは粒がデカいから注意!
当記事では海外製のサプリも紹介していますが、それらは全てサプリの粒がデカいのが特徴です。
粒が大きくても気にしない方には関係ないかもしれませんが、私は個人的に粒がデカいと喉に引っかかってしまうので正直、かなり苦手にしています。
飲むときに顔を下に向けると飲み込みやすくなるなどの裏技もありますが、失敗することも多く、その後ずっと喉に引っかかった不快感に悩まされます。
1瓶飲み終わるまで毎回それでは大変なので、できれば日本人に合わせて作っている国産メーカーの方が無難と言えます。
原料は富士化学グループがおすすめ
アスタキサンチンのサプリは原料となるアスタキサンチンを原料を作ってるメーカーから買ってサプリに加工しています。
となると、当然、どこの原料を使っているかでアスタキサンチンの質も変わってきます。
アスタキサンチンの質に自信があるサプリ販売元は「~のを使ってます」と堂々とサイトに仕入先を記載するのに対し、自信のない販売元は都合の悪いことは何も書きません。
何も書いてないということは、ノンブランドのメーカーのものか、コストを下げるために質の悪い安いアスタキサンチンを使っている可能性もあります。
まあ、可能性があるだけで全てがそうとは限りませんが、多少は疑ってかかった方がよいでしょう。
当記事で紹介するサプリで仕入先を明記しているのはアスタリールACT2だけです。
アスタリールACT2は世界で最高品質のアスタキサンチンを提供する富士化学グループのグループ会社であるアスタリール株式会社の医療機関向け商品です。
もしアスタキサンチンの質にこだわるのなら富士化学グループのものを使っているアスタリールの商品が良いかもしれません。
アスタキサンチンサプリおすすめ9選
それでは代表的なアスタキサンチンサプリを紹介します。
アスタリールACT2
★アスタキサンチン量:16mg
・Amazon価格:6,240円
・内容量:60粒(摂取目安1日2粒×30日分)
・1日あたり208円
・その他の成分
トコトリエノール(ビタミンE)40mg、L-アスコルビン酸2-グルコシド(ビタミンC誘導体)30mg、オリーブ油、加工でんぷん、グリセリン、ゲル化剤(増粘多糖類)、グリセリンエステル、ミツロウ
富士化学グループの天然アスタキサンチン原料ブランド「アスタリール」の医療機関向け商品です。アスタキサンチンの質にこだわるなら断然アスタリールでしょう。
ACT→ACT2に伴い、アスタキサンチン量も12mg→16mgにグレードアップしています。また一般向け商品として、アスタビータe
コスパが高いのはかなりデメリットですが、その分、ビタミンEやビタミンCをしっかり配合しているのは評価できます。
ファンケル アスタキサンチン 乳化吸収型
★アスタキサンチン量:6mg
・Amazon価格:7,642円+関東の配送料無料
・内容量:30粒×3袋(摂取目安1日1粒×90日分)
・1日あたり84.91円
・その他の成分
なし
ファンケルのアスタキサンチンサプリは他社と違って吸収率が1.6倍よい乳化吸収型を開発しています。6mg×1.6倍=実質9.6mgとなります。
ファンケルの公式サイトの口コミは満足度の高い評価が比較的多いです。あるいは評価の低い口コミを載せないようにしている可能性もありますが。
リンク先のAmazonではなぜか徳用3袋セットしかありませんが、コスパも悪くないので3袋まとめ買いするのもありかも。
大塚製薬 ネイチャーメイド アスタキサンチン
★アスタキサンチン量:10.8mg
・Amazon価格:1,433円(定期おトク便1,290円)
・内容量:30粒(摂取目安1日2粒×15日分)
・1日あたり95.5円
・その他の成分
とうもろこし油、ゼラチン、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)
・機能性表示食品
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、目のピント調節機能をサポートすることが報告されています。(届出番号A56)
製薬会社ならでは厳しい品質基準で作られたネイチャーメイドシリーズの商品で、機能性表示食品の届出をしています。
ただし、1日2粒だと15日分しかない上に、コスパも決して安くはありません。でも薬局などどこでも手に入りやすいので気軽に試すにはいいかもしれません。
DHC アスタキサンチン
★アスタキサンチン量:9mg
・Amazon価格:875円
・内容量:20粒(摂取目安1日1粒×20日分)
・1日あたり43.7円
・その他の成分
ビタミンE含有植物油(ビタミンE2.7mg)、オリーブ油、ゼラチン、グリセリン
DHCのいいところは安いから気軽に買えることです。しかも安いのにアスタキサンチンは9mgも入っているので、それなりに効果もあります。
さらに粒が小さいので粒が大きい海外製で飲み込むのに苦労している方にも優しいです。
「アスタキサンチンって、どんなもんなの?」と思った人がさっと試せるようなお手軽な商品でしょう。
ここからは海外製のサプリです。
Nutrex バイオアスチン 12mg 50Caps
★アスタキサンチン量:12mg
・Amazon価格:4,480円(税込)+関東の配送料無料
・内容量:50粒(摂取目安1日1粒×50日分)
・1日あたり89.6円
・その他の成分
高オレイン酸ベニバナ油、ゼラチン、グリセリン、精製水、ビタミンE(d-α-トコフェロール)10IU。また、相乗的なブレンドでルテインを含む天然に存在するカロテノイドを含有する。
ハワイのキレイな海で採取したヘマトコッカス藻から抽出されたナチュラルハワイアスタキサンチンです。
メーカーのNutrexはアスタキサンチンの原料ではアスタリールと並んで世界で有名なブランド「バイオアスチン」を製造しています。今では他に卸していないので、バイオアスチンはNutrexだけです。
Jarrow Formulas アスタキサンチン 30ソフトカプセル 12mg
★アスタキサンチン量:12mg
・Amazon価格:2,300円(税込)+関東の配送料300円
・内容量:30粒(摂取目安1日1粒×30日分)
・1日あたり76.6円
・その他の成分
非GMOベニバナ油および非GMO天然混合トコフェロール(ビタミンE)
サプリでは海外で有名なJarrow Formulas社の海外直送品です。同じシリーズで1粒4mgで60カプセル入り
1粒で済ませたい方は12mgを、その日の体調によって飲む量を調整したい方は4mgの方を選ぶといいと思います。
海外直送品だけに届くまでには時間がかかります。購入の際は注意しておきましょう。
Healthy Origins 3倍濃縮 ナチュラルアスタキサンチン
★アスタキサンチン量:12mg
・Amazon価格:3,758円+関東の配送料無料
・内容量:60粒(摂取目安1日1粒×60日分)
・1日あたり62.6円
・その他の成分
ビタミンA130IU、ビタミンE10IU、ルテイン220mcg(=0.22mg)、ベニバナ油、ゼラチン、グリセリン、水
Healthy Origins社には4mg入りのアスタキサンチンサプリ
他の海外サプリはアスタキサンチン以外の有効成分がビタミンEだけなのに対し、こちらはビタミンAもビタミンEも入っているのが特徴です。
海外直送品だけに届くまでには時間がかかります。購入の際は注意しておきましょう。
NowFoods アスタキサンチン 10mg
★アスタキサンチン量:10mg
・Amazon価格:2100円+関東の配送料500円
・内容量:60粒(摂取目安1日1粒×60日分)
・1日あたり35円
・その他の成分
オーガニックエキストラバージンオリーブオイル、ソフトジェルカプセル(ゼラチン、水、グリセリン)、ビタミンE(天然d-α-トコフェロール)
海外サプリでは有名なNowFoods社のアスタキサンチンサプリ。Amazonでのレビューも多いので参考になります。
1瓶で2ヶ月持つ上に1日1粒でいいのでありがたいですね。コスパも非常に安いです。
海外直送品だけに届くまでには時間がかかります。レビューでも届くまで時間がかかったという声がありました。購入の際は注意しておきましょう。
最後に話題の商品を紹介します。
健康コーポレーション EYE JUST(アイジャスト)
★アスタキサンチン6mg
・初回1,980円(税別)2回目~4,950円(税別)
・内容量:30粒(摂取目安1日1粒×30日分)
・1日あたり初月71.28円、翌月~178.2円
・その他の成分
クロセチン7.5mg、DHA約30mg、コラーゲン
・機能性表示食品
本品にはアスタキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは眼のピント調整機能を助けることと、パソコン作業などによる疲労感を軽減※することが報告されています。 ※ピント調節機能を助けることで眼の疲労感を軽減(届出番号B379)
RIZAPで有名な健康コーポレーションが満を持して開発・販売した目のピント調節機能の改善に絞ったアスタキサンチンのサプリです。
アスタキサンチンは6mgと、他のサプリに比べると少なめですが、その分、他の有効成分のクロセチンが4.5mg、DHAが約30mg入っています。
クチナシ由来の黄色い色素で強力な抗酸化成分のクロセチンは分子量が小さく眼のピント調節をする毛様体筋に直接働きかけて凝りをほぐして眼精疲労を軽減します。
またクロセチンはアスタキサンチンと一緒に摂取することで互いに働き合い、眼精疲労を軽減する効果が高まります。
血流改善効果のある魚由来のDHAは眼の網膜に含まれる脂肪酸の約40%を占めており、近視の改善や動体視力の改善などに効果があります。
これら3つの成分の組み合わせを考えると、単純にアスタキサンチンの量が多いサプリに負けないだけの効果が見込めると思われます。
ただし初月はともかく翌月からは1日あたりのコスパも跳ね上がるため、それだけの投資をしてでも眼の疲れを何とかしたい方におすすめのサプリでしょう。
まとめ
いかがでしたか?目の疲れや日焼け止め効果がある注目の成分アスタキサンチンのサプリメントの選び方とおすすめ商品を紹介しました。
こういう健康系サプリはおおまかに分けると3つのタイプに分かれます。
・どこの薬局でも手に入る系(ネイチャーメイド、DHC、ファンケルなど)
・海外直送品(Nutrex、Jarrow Formulas、NowFoodsなど)
・ネット通販限定(健康コーポレーション)
それぞれ好みもあると思うので、これが一番!と断言することはできませんが、特徴をなるべく客観的に紹介したのでサプリ選びの参考にしていただけると幸いです。