ドライアイで目やにが出るときに効くサプリメントは？

ドライアイで目やにが出るときに効くサプリメントは？

ドライアイ症状で意外に悩まされるのが「目やに」が出ること。

それも、いつもと違うネバネバと糸を引いたような目やにが出たり、黄色や緑色の目やにが出たり。ひどい場合、朝起きたら目が開かない・・・なんてこともありますよね？

でも安心してください。異常な目やにもきちんと対処すればは治ります。ただし、目やににも原因となる病気がいろいろあり、それぞれ対応が異なります。

朝起きたときに目頭に出る白い目やには、細胞が正常に代謝している証で問題はありません。これは誰でも経験してますよね？

しかし、それ以外の異常な目やにはドライアイで出来た傷に細菌やウイルスが侵入したり、アレルギー反応によってできる目やにです。

それぞれに対応する有効成分が異なるため、眼科を受診して症状に応じた目薬を処方してもらうといいでしょう。

ただし、ドライアイ自体を何とかしないと根本的解決にはつながりません。それには涙の量や質を改善する必要があります。

目薬をさすのはもちろんですが、ドライアイに有効なDHA、ムチン、ラクトフェリン（学術的に効果が認められています）などの成分の入ったサプリメントを摂取するのが効果的です。

これらの成分の入った人気サプリメントを比較してまとめたので参考にしてください。

なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。

症状別のリンク先
目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、充血、頭痛、めまい、更年期

どうして目やにができるのか？

目やにの正体は”皮膚の垢”とも言うべき目の結膜や角膜から剥がれ落ちた古い細胞や目に入ったゴミをくるんで排出するために出る生理的な分泌物です。

他にも、免疫反応として出来る目やにというのもあります。この場合、目に侵入した異物を取り除くべく戦った後の白血球や細菌、ウイルスなどが含まれています。

目やには通常、涙によって流され目頭の涙嚢（るいのう）という部分から出ていきます。でもドライアイになると涙が少ないために十分に洗い流せず目やにとして溜まっていきます。

ドライアイの方が目やにの症状に悩まされるのはこれが原因です。さらにドライアイだと目の表面に細かい傷ができやすく、細菌やウイルスが侵入したときに免疫反応のせいで目やにが出やすくなります。

 

目やにに効くおすすめ目薬は？

一口に目やにと言っても、目やにの種類によっては目薬よりも、眼科を受診した方がよい場合があります。

目やにといえば朝起きたときに目頭についている白い目やにが一般的です。これは細胞が正常に代謝している証拠なので、とくに問題はありません。

どうしても目やにが気になる場合は目やにを分解するリゾチームという成分の入った目薬で目やにを散らすのが効果的です。

 

 

しかし、それ以外の目やにが出る場合は病気が原因の可能性があります。以下に具体例を挙げます。

１．黄色や緑色の目やに

黄色や緑色のネバネバとした目やに、血が混じったような目やにが出る場合は細菌性の結膜炎の可能性があります。

細菌といっても子供に多いインフルエンザ菌、高齢者に多い黄色ブドウ球菌、性感染症のクラミジア菌、淋菌などがあります。

この場合は抗菌作用のある成分が入った目薬がよいでしょう。１週間程度で自然治癒しますが、それでも治らない場合は再度、眼科を受診しましょう。

２．糸がネバネバと引いた白い目やに

糸がネバネバと引いた白い目やにが出る場合はアデノウイルスが原因の流行性角結膜炎の可能性があります。

効果的な目薬がなく２週間ほど自然治癒するのを待つ必要があります。目をこすった手で他人に触れるとほぼ感染します。

市販されている目薬では対処できないので速やかに眼科を受診しましょう。目をこすらない、手を石鹸で洗う、家族でタオルを共有しない、入浴は最後にするなど接触に気をつけましょう。

３．サラサラと涙のような水状の目やに

サラサラとした涙みたいな白い目やにが出る場合は花粉症やハウスダスト、動物の毛、コンタクトレンズの汚れなどが原因のアレルギー性結膜炎の可能性があります。

治療には抗アレルギー作用のある目薬が使用されますが、目やに以外にも充血がある場合は血管収縮作用のある成分、かゆみがある場合は抗ヒスタミン作用の成分の入った目薬も使われます。

 

白い目やにのときは薬局で売っている目薬でも対処できますが、それ以外の場合は目に傷がついて、そこから細菌やウイルスが侵入している恐れがあるので眼科を受診しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか？ドライアイで目やにに悩まされている方に必要な栄養素が入ったサプリメントを紹介しました。

目やにに効く目薬も紹介しましたが、目やにの種類によってはドラッグストアで目薬を買う前に眼科を受診した方がよいでしょう。

ドラッグストアは放置しても治らないので、眼科に行く必要がありますが、日常生活でもドライアイに効果のある栄養成分をサプリなどでしっかり補給して体質改善することをおすすめします。

ちなみに、同じドライアイ症状でも、原因が涙の量の不足から来るのか、疲れ目から来るのかによって必要な栄養素も異なるので対応するサプリも変わってきます。

具体的には、目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、などの症状は涙の量の不足、涙の質の低下が原因です。

目の充血、頭痛、めまい、更年期のドライアイは疲れ目が原因です。それぞれに対応するサプリの比較ランキングをまとめたのでぜひ参考にしてください。

なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。

症状別のリンク先
目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、充血、頭痛、めまい、更年期