ドライアイで目のかゆみを止めるのに効果のあるサプリメントは?
この記事の目次
ドライアイで目のかゆみを止めるのに効果のあるサプリメントは?
ドライアイの症状で目や目の周りが痒くなると本当に困りますよね?
目が痒くて涙が止まらなくなったり、目がショボショボしたり、おまけにゴシゴシこすりすぎて眼球が傷ついたり目の周りの皮膚が荒れてしまったりと。
かゆみだけでなく、他のドライアイの症状である充血や目やにを併発したり、コンタクトレンズをつけている場合はゴロゴロとした違和感にも悩まされます。
ドライアイの目のかゆみの原因には、涙の量と質の低下、スマホやパソコンで目を酷使、コンタクトレンズ、エアコンの風が当たる、など様々です。
いずれにしろ、治療には涙の量や質の改善、目の粘膜の正常化が欠かせません。
眼科に行って目薬を処方してもらうのを前提に、さらにドライアイに効果のある栄養素を摂取して体の内側から治していきましょう。
なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。
症状別のリンク先
目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、充血、頭痛、めまい、更年期
ドライアイの目のかゆみの原因は?
ドライアイの症状としての目のかゆみは涙が少なくなって目の結膜(まぶた裏や白目の部分)に入った異物(花粉、ハウスダストなど)を十分に洗い流すことができなくなることで起こります。
目に残った花粉やハウスダストなど、アレルギーの原因となるアレルゲンが目に侵入することにより、体を守っている免疫細胞が活発になり、ヒスタミンという物質を放出します。
このヒスタミンは目の知覚神経を刺激して血管を拡張して目を充血させたり、目のかゆみを引き起こします。これが結膜炎といわれるものです。
ただし結膜炎にはアレルギー性結膜炎と感染性結膜炎の2種類あり、前者は花粉、ダニ、ペットの毛などハウスダスト、後者は細菌やウイルスによって起こります。
目のかゆみ自体は目薬で治すことができますが、どちらのタイプか分からないと治すことができないので、目の痒みを感じたら、まずは眼科を受診しましょう。
ドライアイで目がかゆい時に効く目薬とは?
目がかゆい時に薬局に行って自分の症状に応じた目薬を買い求めるのはよくあることです。
ただ、一口に目がかゆいと言っても原因はいろいろあります。結膜炎だけでなく、ものもらいや、ドライアイによる目の乾きや炎症をかゆいと感じる場合もあります。
かゆいと感じても目をゴシゴシこするのは絶対にNGです。角膜や白目を傷つける可能性があるし、メイクをしている場合は化粧品が目に入り炎症を起こす可能性があります。
また水道水で目を洗うのもよくありません。水道水には塩素が含まれており、目の表面に傷をつける可能性があるからです。
洗い流す場合は、コンタクトレンズを使用している方は点眼薬で洗い流すのがよいでしょう人間の涙の成分に近い人工涙液タイプの点眼薬がおすすめです。
目薬を選ぶ際は、アレルギーが原因なら抗アレルギー作用のある目薬を、細菌やウイルスが原因なら抗菌薬の含まれる目薬を、ドライアイならドライアイ用がよいでしょう。
参考までに、かゆみに効く有効成分と、それが含まれる代表的な目薬を紹介します。
ケトチフェンフマル酸塩
抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用の3つの働きを持つ抗アレルギー薬です。
代表的な目薬 → ザジテンAL点眼薬
3つの作用で目のかゆみをコントロールするので、アレルギーが原因のかゆみに適しています。まずは試しておきたい目薬。口コミでは”最強のアレルギー目薬”とも。
クロルフェニラミンマレイン酸塩
抗ヒスタミン作用で、充血やかゆみなどの不快な症状を改善します。
代表的な目薬 → ロートクール40α
原因が分からないけど、かゆみを何とかしたいときにおすすめのシンプルな目薬。価格も安くコスパも良い。
クロモグリク酸ナトリウム
抗アレルギー作用で肥満細胞を安定化し、ヒスタミンなどの放出を抑え、目のかゆみ、目の充血を抑えます。
代表的な目薬 → ロートアルガードクリアブロックEXa
クロモグリク酸ナトリウムとクロルフェニラミンマレイン酸塩の他、全部で4つの有効成分が入っており効果が期待できる。目のかゆみが相当ツライ方におすすめ。
クロルフェニラミンマレイン酸塩
抗ヒスタミン作用ですでに放出されてしまったヒスタミンの働きを抑え、目の炎症・目のかゆみを抑えます。
代表的な目薬 → サンテALクールⅡ
抗ヒスタミン作用で目のかゆみを抑えるだけでなく、炎症で傷ついた組織を修復する成分も配合しています。花粉症で目がかゆい方におすすめ。1歳以上の赤ちゃんにも使える優しい目薬。
まとめ
いかがでしたか?ドライアイで目がかゆいと大変ですが、かゆくなる原因や、有効成分の入った目薬などを紹介してきました。
ちなみに、同じドライアイ症状でも、原因が涙の量の不足から来るのか、疲れ目から来るのかによって必要な栄養素も異なるので対応するサプリも変わってきます。
具体的には、目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、などの症状は涙の量の不足、涙の質の低下が原因です。
目の充血、頭痛、めまい、更年期のドライアイは疲れ目が原因です。それぞれに対応するサプリの比較ランキングをまとめたのでぜひ参考にしてください。
なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。