涙の量を増やすドライアイのサプリ実力ランキング!
ドライアイで涙の量が不足すると、ゴロゴロ、ショボショボの異物感・不快感に悩まされたり、まぶしさを感じたりしますよね?
涙の分泌に異常があり分泌量が減って目が乾き、角膜が傷つきやすくなってしまいます。
そこで、こうした症状にお悩みの方のために、医学的に効果があるとされる栄養素を配合した本当に実力のあるサプリをランキングで紹介します。
涙の量を増やしてくれる栄養素とは?
ドライアイには涙の分泌異常で涙の量が減ってしまうタイプや、涙の質が低下して表面を均一に覆うことができないタイプなどがあります。
いずれも涙に問題があるせいで、角膜が傷ついたり、コンタクトが痛い、ゴロゴロといた異物感、乱反射してまぶしい、目ヤニ・充血・かゆみといった症状に悩まされることになります。
特にドライアイがひどい方の中には、エアコンの風が原因で、または寝起きに眼球とまぶたの裏がくっついてしまう方もいるでしょう。
涙の量が少ない、質が低下した方にはDHA、ムチン、ラクトフェリンが入ったサプリメントがおすすめです。
DHA
DHAやEPAといったn-3系脂肪酸には涙の層に働きかけて質を改善したり、涙の量を増やす作用があります。1日約1800mgの摂取で効果が期待できます。
ムチン
ムチンは涙の量を増やしたり、涙の膜が崩れないようにキープしてくれる作用があります。ただし、ここで言うムチンとは「動物性ムチン」のことです。
ムチンについては日本国内において誤解が広まっています。
ムチンとは本来、微生物や動物由来のものであり、植物性(ヤマイモやオクラなどのネバネバ成分)のものとは構造化学的にも異なります。
植物性のネバネバ物質は多糖類やポリグルタミン酸などで、動物性の本来のムチンは唾液程度にさらっとしています。
日本語版ウィキペディアにもムチンを含む食品としてヤマイモやオクラ、納豆などが記載されていますが、動物性のツバメの巣、エチゼンクラゲ以外は間違いです。
当然ながらヤマイモやオクラ、納豆などを食べれば体内のムチンが補充されるということもありません。
ちなみに動物性ムチンを含む食品は表面がぬるぬるした魚(うなぎ、どじょう、あなご、はも、こい、ひらめ、カレイ、イカ、くらげ、牡蠣、ナマコなど)、そして牛乳にも。
またジクアスやムコスタなどの目薬はムチンの産生を促してくれる効果を持つので、目の表面の涙を安定させて乾燥を抑えてくれます。
ラクトフェリン
ラクトフェリンは人や動物の母乳に多く含まれる成分ですが、シェーグレン症候群など重度のドライアイ患者に摂取させたところ、涙の量が増えて目の乾きが減少したという報告があります。
また、涙液層の厚みが増し、油層が改善して涙が崩れにくくなり、涙腺の若返り効果も期待できます。熱に弱いので加熱殺菌した乳製品からは摂取できず、サプリからの摂取がおすすめで1日100~300mgの摂取が効果的です。
涙を増やすサプリメントを比較!
そこで、DHA、ムチン、ラクトフェリンの3つを中心に含有量の多いサプリメントを選んで比較してみました。
バイオティアーズ
DHA、ムチン、ラクトフェリンを全て含む、圧倒的にオススメなサプリがバイオティアーズ。
サプリの本場アメリカの眼科専門家が集まり4年半かけて開発した、科学的な根拠を確認したドライアイ専門のサプリメントです。
他のサプリと違ってドライアイ専用に作られただけあって、ネット上で一番口コミが高く、口コミ数も多いので信頼しても良いと思います。
ドライアイがなかなか治らない方、目薬を1日10滴以上さしても潤わない方、乾いてコンタクトが使えない方、ゴロゴロ・ショボショボの不快感のある方におすすめ。
【成分】オメガ3・6 1604mg、ムチン500mg、ラクトフェリン20mg、ウコン(ターメリック)、グリーンティーリーフ(EGCG)、ビタミンA・B6・C・D3・E、マグネシウム
DHAに関してはオメガ3と6と合わせての量で、オメガ3だけでどのくらいかは不明ですが、配合量だけみれば業界トップでしょう。
ムチンやラクトフェリンに加えてムチン層の分泌を促すビタミンAなどビタミン類もたっぷり入っている優秀なサプリです。
唯一のネックは粒がデカいことと値段です。粒に関しては1日4粒を数回に分けて飲めば何とかなりますが、値段の高さは我慢するしかないですね。
価格:6,990円(税込、関東への配送料無料)
3個セット:19,503円(1個あたり6,501円)(税込、関東への配送料無料)
濃純ラクトフェリン100美肌MAX
ラクトフェリン300mg配合に加えてヒアルロン酸、コンドロイチン、コラーゲンの3つを配合した、ユーザー発のサプリ。
しっかり腸の中で溶けるように独自技術で作っています。ラクトフェリン含有量300mgは業界トップレベルです。
また他のラクトフェリンサプリは健康目的なものが主流の中、こちらの美肌MAXは美容機能を強化したサプリになっているので女性には嬉しいですね。
DHAもムチンも入っていませんが、ラクトフェリンはたっぷり入っているし、同じく涙の量を増やすヒアルロン酸も配合されているので評価できます。
【成分】ラクトフェリン300mg、ヒアルロン酸60mg、コラーゲン90mg、コンドロイチン60mg
価格:9,720円(税込)(都度購入)
定期コース:16,146(税込)(1個あたり8,073円)(2ヶ月毎に2個お届け)
美健知箋 EPA&DHA
ユンケルを作っている佐藤製薬の作ったDHAサプリで、業界トップレベルの含有量の750mgを配合。
製薬会社のノウハウで、酸化を防ぐためにビタミンEを一緒に配合して、飲み込みやすくて溶けるスピード2倍のシームレスカプセルに包んでいます。
DHAに関しては満足いくものの、ムチンやラクトフェリンは入っておらず、やや物足りなさは残ります。
【成分】DHA550mg、EPA200mg、ビタミンE
価格:6,480円(税込、送料無料)
定期コース:4,980円(税込、送料無料)
まとめ
いかがでしたか?市販されているサプリメントの中でドライアイに効果的な商品を紹介してみました。
特にバイオティアーズはドライアイ専用に開発されたサプリメントなので、どれにしようか迷っているならバイオティアーズをオススメします。
ちなみにドライアイの原因は涙の量や質の異常が原因とされていますが、ではその異常はどうして起こるのかというと、詳しくは解明されていません。
そのため日本の医学界では対処療法的な目薬の処方するだけのところが多いのですが、こうした風潮に異を唱えるのが沖縄の石川眼科医院です。
なんとドライアイの本当の原因はマイボーム腺の詰まりと眼輪筋の衰えだそうです。
興味のある方は記事に内容をまとめたのでご覧ください
同じドライアイ症状でも、原因が涙の量の不足から来るのか、疲れ目から来るのかによって必要な栄養素も異なるので対応するサプリも変わってきます。
具体的には、目が痛い、ゴロゴロする、コンタクトが痛い、かゆい、まぶしい、目やに、などの症状は涙の量の不足、涙の質の低下が原因です。
目の充血、頭痛、めまい、更年期のドライアイは疲れ目が原因です。それぞれに対応するサプリの比較ランキングをまとめたのでぜひ参考にしてください。
なお、症状別にも特集ページがあります。症状の原因と対策、対応するサプリをまとめているので参考にしてください。