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白内障治療目薬の最前線とは?


白内障の治療において代表的な方法は手術と目薬です。手術に不安を覚える方は目薬でどこまで治るのか気になると思います。

そこで白内障治療のための目薬がどこまで効果があるのか、そして今現在使われている目薬はどうなのか?

そして世界の白内障治療の最前線ではどんな目薬が使われているのかまとめてみました。

 

白内障を治す目薬(点眼薬)はあるの?

目薬 白内障

白内障の白濁症状は目の水晶体のタンパク質が時間をかけて酸化・損傷して白く濁るもので、一度変性して濁ったものは元の透明な状態に治ることはありません

分かりやすい例で言うと、目玉焼きは熱を加えるとタンパク質が変性して白身が白く固まりますが、これが元通りにならないのと同じことです。

白内障の治療は現在は手術のみで、白内障を治す目薬はいまだに開発されていません。目薬にできるのは白内障の進行を遅らせることだけです。

現在の医学では白内障の治療は最終的に手術以外に完治の方法はなく、目薬はあくまで補助的な手段と考えてください。

 

白内障を治す従来の目薬・飲み薬は効果なし!?

厚生労働省

今、実際の医療現場で処方される白内障の目薬、飲み薬には厚生労働省から疑問符が出ていることをご存知ですか?

白内障の治療の基本は人工レンズを入れる方法ですが、同時に白内障の進行を遅らせるために目薬としてピレノキシン系とグルタチオン系の2種類の目薬、チオプロニンとパロチンなどの飲み薬が処方されています。

2003年6月24日の読売新聞の報道によると、「白内障薬効果なし」として以下の記事が掲載されています。以下、全文引用。

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厚生労働省研究班が指摘 初の診療指針 薬物治療日本だけ

失明の原因となる白内障について厚生労働省研究班初の診療指針をまとめた。手術を主要な治療に位置づける一方広く使われている目薬や飲み薬には「効果に関する十分な科学的根拠がない」と指摘した。

白内障の薬物治療は米国などの先進諸国では行われておらず日本の「薬漬け医療」の見直しがせまられそうだ。27日から京都市で開かれる日本白内障学会で報告される。

白内障は、濁った水晶体を除去して人工の眼内レンズを入れる手術が根本的な治療法で、日本では年間約80万件実施され、95%の人で視力が0.5以上に回復している。

一方、白内障の進行を抑える目的で目薬(成分名ピレノキシン、グルタチオン)や飲み薬(成分名チオプロニン、パロチン)も多用されている。

研究班は、これらの薬について、過去の臨床試験データを検討した所、症例数が少なすぎたり、評価方法に客観性が欠けていたりで信頼度の高い試験はほとんどなく、有効性もほとんど証明されていなかった。

これらは日本独自の薬で、欧米の診療指針には薬物治療の項目がない。

ピレノキシン(商品名カタリンなど)の目薬は四十年以上前に認可され、広く使われている薬で薬局でも買える。

指針は現場への影響に“配慮”し、「投与を考慮しても良いが、十分な科学的な根拠がないため、十分なインフォームドコンセント(情報提供に基づく同意)を得た上で使用することが望ましい」としている。

(引用:http://www.ric.hi-ho.ne.jp/cenkyu/news/hakunaisyou.htm
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要は、厚労省が効果が不明だから認可取り消しにしようとしたら、眼科学会が他に薬がないからという理由で猛反対したせいで、いまだに認可取り消しになっていないだけです。

といっても、ピレノキシンとグルタチオンの目薬はともに副作用もなく安全ですが、その分、効果の効きも穏やかで、効果自体も弱めです。

白内障の初期なら緩やかに効果があるかもしれませんが、すでに進行している状況ならあまり効果は望めないかもしれません。

 

白内障治療目薬の最前線とは?

白内障治療のための目薬は、世界の最前線の現場ではどんなものが使われているのか調べてみました。

話題のNアセテルカルノシン目薬とは?

今、白内障の目薬として注目を浴びているのが、ロシアのマーク・バビザエフ博士が開発した「Nアセテルカルノシン・非加水分解カルノシン」を配合した目薬です。

Nアセテルカルノシン目薬のクララスティルは10年以上に渡る臨床試験を経て、審査基準の厳しいEUの安全規格CEマークを唯一、医薬品として取得しており、アメリカでも2010年に特許承認されています。

日本で使われている、効果のはっきりしないピレノキシンやグルタチオンの目薬と違って、その効果が認められているわけです。

今ではヨーロッパだけでなく、ロシアや東南アジアなどでも4年以上にわたり白内障の治療に使用されています。もちろん日本でも特許申請中です。

 

Nアセテルカルノシンの効果とは?

もともと、目の水晶体の中に天然の酸化防止剤とも言われるカルノシンという物質があり、これが酸化を抑制する働きをしています。

このカルノシンが加齢にともない減少していくため酸化が進行し、タンパク質が変性して白濁し、白内障になっていきます。

カルノシンの仲間でNアセテルカルノシン・非加水分解カルノシン(NAC)という物質があるのですが、これを目薬という形で投与すると、目の中でカルノシンになり、酸化防止剤として作用することを発見したのがバビザエフ博士です。

白内障には加齢性白内障以外にも糖尿病性白内障やアトピー性白内障などいくつか種類がありますが、Nアセテルカルノシンはほとんどの白内障に対して作用することが確認されています。

臨床試験では90%の白内障患者に視力の改善が見られ、41.5%に水晶体の透明性への作用が確認されました。

加齢性白内障の場合、7年未満の患者にもっとも大きな効果が見られ、7年~15年の患者でもかなりよい結果が得られています。

Nアセテルカルノシンは白内障だけでなく、疲れ目、かすれ目、ドライアイ、コンタクトレンズによる不快感の減少などにも効果があるようです。

 

CAN-Cとクララスティルの違いとは?

Nアセテルカルノシンの目薬にはクララスティルとCAN-C(キャン・シー)の2種類があります。どちらも主成分であるNアセテルカルノシンが1%配合されています。

成分の種類・配合割合はどちらもほぼ同じですが、若干の違いはあります。CAC-Cではポタシウム炭酸水素塩の割合が「適量」となっており、無菌水の割合も不明です。

クララスティルは欧州の安全基準のCEマークを取得していますが、CAN-Cは(医薬品なのに)取得しておらず、安全性への信頼度は下がります。

肝心の値段と送料ですが、CAN-Cの方が圧倒的に安いです。

・クララスティル(※1箱は5cc×2本)

通常購入 1箱:12,800円(税込・送料無料)
定期購入 1箱:10,500円(税込・送料無料)

・CAC-C (※1箱は5cc×2本)

CAN-C

通常購入 1箱:6,800円(税込・送料840円、1万円以上は無料)
通常購入 2箱:12,400円(税込・送料無料)
定期購入 2箱:11,780円(税込・送料無料)

 

どっちが博士公認の本物なの?

クララスティルのサイトでは、開発者のバビザエフ博士承認の正規保証品で、特許有効期間中のため、ジェネリック品は存在しないと注意を促しています。

つまり、クララスティルだけが博士の開発した本物で、それ以外はニセモノだという主張です。まあ、それだけニセモノ商品や同成分のパクリ商品が横行しているということでしょう。

一方、CAN-Cのサイトでは海外輸入販売のドクターズチョイスが、バビザエフ博士に直接交渉して、博士が代表を務める会社からCAN-Cを仕入れているイギリスの会社から仕入れていると記載されています。

つまりCAN-C側ではどちらも博士の商品で商品名やパッケージ、販売されている地域が違うだけでどっちも同じ商品、のような印象を受けます。

双方の主張が異なるので正直、混乱してしまいますが、安全性を考えるとCEマークのついたクララスティルの方を信用したいと思います。

クララスティルの購入はこちら
http://www.kurarasu.com/

CAN-Cのサイトでは口コミが見られます。
https://bandh-r.org/he-canc-ed-h.html

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?日本の眼科で処方される目薬がたいして効果がなかったのには少々驚きましたが、白内障の治療はやはり手術が一番確実のようです。

またNアセテルカルノシン目薬についてもクララスティルとCAN-Cとどちらがいいのか正直迷うと思いますが、判断基準となる情報を書いたので購入の際の参考にしていただけると幸いです。

白内障の治療にはルテインサプリメントという方法もあるので、興味のある方は以下の関連記事もご覧ください。

>> 白内障に効くルテインサプリメント