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老眼の進行を遅らせるには、どうすればいいか?


老眼は目の水晶体が加齢により硬化したり毛様体筋が衰えてピント調整力が低下するなどが原因で、誰にでも訪れる症状で、防ぐことはできません

下記のグラフをみるとピント調整力は生まれた直後から徐々に低下していっていることが分かります。

目のピント調整力のグラフ

(画像提供:日経BP社

ピント調整力の低下はなかなか自覚できませんが、40代後半になると読書するのに必要なピント調整力のゾーンを外れてしまうので、自覚できるようになります。

その時期から慌てて対処しようとしても、すでに加齢により老眼はけっこう進行しています。

その状態では、いかなる治療やトレーニングを頑張っても40代や50代の人の目の状態が20代なみに戻ることもありません。

一度老眼にかかってしまえば、文字通り、「老眼の進行を遅らせる」ことが何より大事になります

では、老眼の進行を遅らせるにはどうしたらいいのか、まとめてみたので紹介します。

 

老眼の進行を遅らせる方法とは?

老眼の進行を遅らせるには、まず目にこれ以上負担を与えないようにすることが大切です。

例えばピントの合わないまま無理に見ようとすると必要以上に毛様体筋を使うので、かえって目の疲れが増してしまいます。

さらにドライアイや眼精疲労がある方は老眼により症状がひどくなりやすいのでそちらの対策も必要になってきます。

その上で目の疲れを回復させて、衰えてきた毛様体筋を鍛えて、アンチエイジングサプリを服用して栄養を補給します。

 

①PC・スマホ習慣の見直し

・PCやスマホのフォントを拡大

パソコン 文字 拡大

とりあえず近い距離の文字を読みづらくなっているので、目の負担を抑えるためにもフォントを大きく設定して、読みやすくしましょう。

 

・PC画面に映り込む日光や照明の反射を抑える

意外と負担になるのがPC画面に反射する日光や照明です。画面の角度を調整しましょう。窓から日光が入る場合はブラインドを使って遮断しましょう。

 

・なるべくプリントアウトする

プリントアウト

大量の資料を読み込むときはなるべくプリントアウトして紙媒体で読むと目の負担を抑えられます。少しでもPCに触れる時間を短くしましょう。

 

・PC画面は見下ろす位置に置く

ドライアイ対策になりますが、PC画面が高い位置にあり、常に見上げているとまぶたを大きく開く必要があるので目が乾きやすくなります。見下ろす位置にするとよいでしょう。

 

・エアコンの直撃を避ける

室内にいてエアコンの風をまともに受ける位置にいると目が乾きやすくなります。位置を変えるか、どうしても無理な場合は目薬をまめにさして対応しましょう。

 

・ブルーライト対応のメガネにする


メガネ屋に行くと「ブルーライトカット率○○%」などのレンズが売っています。少し高くなりますが、長時間、PCを利用する人にとってはあるとないでは効果が段違いです。

 

・画面の明るさを抑える

PC画面の明るさは不自由を感じない程度に抑えましょう。画面が明るいとけっこう目に負担を与えます。

 

・仕事用のメガネを作る

老眼だと遠近両用レンズのメガネを作りがちですが、パソコンを長時間使うなら思いきって近距離と中間距離に合わせた仕事用のメガネを作りましょう。

 

・まめに休憩を入れる

休憩 女性

仕事に熱中しているとつい目を休めることを忘れてしまいます。1時間につき5分~10分くらい作業を中断して、窓から遠くを眺めるとか目を休めるとよいでしょう。

 

②紫外線を徹底カットする

浴びた紫外線の量が多いほど活性酸素によって水晶体の硬化は進み、老眼がますます進行します。いかに紫外線を防ぐかがとても重要です。

・屋外や運転中はサングラス

サングラス

UVカットのサングラスを着用して少しでも目に入る紫外線を防ぎましょう。ただし色の濃すぎるサングラスは目の瞳孔が開いてかえって紫外線を多く取り込んでしまうので注意が必要です。

 

③酷使した目の疲れを癒やす

・目を温めて血行を良くする

絞ったタオル

目を酷使して凝り固まった目の周辺の筋肉をほぐすには目を温めると良いです。濡らしたタオルを絞ってレンジで温めて目に当てるとよいでしょう。

 

・ホット&コールド

「ホット&コールド」という方法もあります。氷水と熱いお湯を入れた洗面器を2つ用意して、それぞれに入れたタオルを交互に絞って目に当てると、さらに血行がよくなります。熱いお湯が冷めたら止め時です。

 

・目元エステ


パナソニックから販売されている美容家電の目元エステシリーズは12分間、蒸気とリズミカルな振動で目を癒やしてくれます。アロマ付きの商品もあるのでおすすめです。

 

・蒸気でアイマスク


薬局で売っている「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」シリーズも持ち運びに便利でおすすめです。

 

・強くまばたきする

ギュッと強くまばたきすると目の周囲の血行がよくなります。行うときはまぶただけでなく顔全体をギュッとするつもりでやってください。筋肉の緊張と弛緩を意識して5回くりかえします。

 

④目のトレーニングで毛様体筋を鍛える

目を酷使して肩こり同様に凝り固まった毛様体筋は緊張状態にあり、近くを見ようとして水晶体を厚くしたまま戻らない状態にあります。

凝りをほぐすには毛様体筋のトレーニングは有効です。ただし、老眼の場合、この毛様体筋のトレーニングが有効なのはまだ水晶体に弾力性がある年代に限ります。

ある程度、老眼が進行してしまうと、毛様体筋のトレーニングではあまり効果がない可能性も念頭に入れておきましょう。

トレーニング方法1:遠近体操法

遠くの1点を見てピントが合ったら近くの1点を見ます。ピントが合ったらまた遠くの1点を見ます。

毛様体筋を激しく動かすことで血行を良くして凝り固まった毛様体筋をほぐす効果があります。

この方法は通勤電車の中で行うのに向いています。窓の外の景色と吊革を握ってる手元を交互に見比べるとよいでしょう。

トレーニング方法2:遠方凝視法

遠くのものをジッと見つめる方法で、普段は近くばかり見て酷使している毛様体筋をリラックスさせる効果があります。

また見よう見ようとするため網膜の感度も高まります。

たとえば星空で星を探すのがこの方法に当たります。一生懸命遠くを見ようとするため毛様体筋を薄く引き伸ばし、網膜の感度も鍛えられます。

最初は両目で行い、慣れてきたら片眼ずつ行うとより良いでしょう。

 

⑤目のアンチエイジングに抗酸化サプリを飲む

目の老化を防ぐには紫外線による活性酸素によって体が錆びるのを防ぐことが大切です。

特に目の角膜と水晶体には紫外線やブルーライトを吸収するルテインが多く存在しており、これらは年齢とともに体内の蓄積量が減っていくので補給が必要です。

またアントシアニンアスタキサンチンはピント調整力を向上させる効果が認められています。

こうした抗酸化成分を配合したサプリメントを上手に利用することで体内から体が錆びるのを防いでいきましょう。

もちろん食べ物から摂取するのもOKです。たとえばルテインはほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれています。

ほうれん草

毎日2~3株食べると老眼や白内障の予防改善によいのですが、毎日飽きないように料理方法を工夫するのはけっこう大変です。

そういった工夫が苦手な方はお手軽なルテインのサプリメントで補う方がよいでしょう。サプリならコストも安く、ルテインも効率よく吸収することが可能です。

特におすすめなのはルテインやビルベリーエキスなど目によい栄養素が複数組み合わさって吸収率がとても高い「めなり」というサプリメントです。

めなり

アントシアニンを含むビルベリーエキス、アスタキサンチン、クロセチン、カシスエキスなど目によい成分が最適の組み合わせで配合されており、体内での吸収率も抜群です。。

今なら期間限定で初回がお得なキャンペーンをやっているのでチェックしてみてください。

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まとめ

いかがでしたか?パソコンやスマホを長時間利用する方は老眼を防ぐためにも使い方を少し工夫するだけで目の負担を軽減することが可能です。

毛様体筋のトレーニングもありますが、老眼は進行していると効果はそれほど期待できないので、最終的にはサプリを利用するのがもっとも手軽と思われます。

少しでも老眼の進行を抑えて老後もくっきり見える生活が送れるように今から準備していきましょう♪

 

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