ゲーム視力を鍛えるならルテインが効果的!
あなたはゲームのしすぎで視力が低下した経験はありませんか?
ゲーマーにとって視力はとても大切です。目が悪くなれば画面がぼやけたり、はっきり識別できなくなったりと、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。
そこでゲームのパフォーマンス向上に欠かせないのがルテインという栄養素です。
ルテインはゲームに必要なコントラスト感度を高め、情報処理速度の改善する効果があります。
今回はプロゲーマーも摂取しているというルテインのサプリを紹介します。
この記事の目次
ゲームに必須!?”ゲーム視力”とは?
2014年の東京ゲームショウというイベントで、”ゲーム視力を強化してゲームのパフォーマンスを向上させよう!”という展示が行われました。
このゲーム視力というのは展示をしたゲームディバイス企業の造語で、具体的には「コントラスト感度」と「視覚処理速度」を合わせたものを指します。
このコントラスト感度と視覚処理速度を司るのが目の網膜の奥にある”黄斑”という組織です。黄斑にはルテイン、ゼアキサンチンという成分が豊富に存在しています。
ルテインは黄色の色素のカロテノイドの一種で抗酸化力が強いことが知られています。ルテインを摂取し続けると黄斑部のルテイン濃度が濃くなります。
つまり目の健康に欠かせないルテインを摂取することでゲーム画面のコントラストがよりはっきり識別できるようになります。
また明るい画面から暗い画面になったときの目のぼやけが軽減されるので、ゲームの反応速度が上がることが分かっています。
展示では実際に医療機関で使用されている機器を設置して、プロのゲーマーさんや来場者の方々の黄斑濃度をチェックしてゲーム視力を測定しました。
ゲーム視力が上がれば、わずかな動きをすばやく察知して、素早く反応できるようになるのでゲーム好きの方にとってはゲーム視力のアップは必須でしょう。
パフォーマンス向上にはルテインが効果的
それではルテインを摂取することで具体的にどのような効果があるのでしょうか?特にゲームのパフォーマンス向上につながる項目について解説します。
コントラスト感度
コントラスト感度とは対象物をその背景から明らかに識別する能力のことを言います。
たとえば、薄暗いところにある物や、明るい空を背景にした鮮明な物、夜間に通行する車や歩行者は輪郭がはっきり識別するのが難しいです。
しかしコントラスト感度を強化すれば、そのような状況下での視機能を改善させて、細かいところまではっきりと識別することが可能になります。
このコントラスト感度は黄斑の色素密度が上昇すると改善することが研究により実証されています。黄斑の色素密度はルテインを摂取すれば上昇します。
ゲーム画面でも背景の色や明るさによっては識別しづらいことってありますよね。そういう場面でも、ルテインを摂取してコントラスト感度を高めておけば大丈夫ということです。
視覚処理速度
視覚処理速度とは目で見たものが視神経を通して脳に伝わるまでの速さのことです。これってゲームをする方にとっては最も大切なことかもしれません。
網膜の中心部分にある黄斑の色素密度が高いほど網膜から脳に伝わる神経信号が速くなり、その結果、視覚の反応処理時間が短くなることが研究により明らかになっています
また1日あたりルテイン10㎎、ゼアキサンチン2㎎を摂取し続けると黄斑の色素密度が上昇し、視覚の反応処理速度が上昇すると報告されています。
ゲームをやる上で重要な反射神経も、鍛えることは難しそうに思われがちですが、ルテインを摂取すれば簡単に上げることが可能なんですね。
有害な青色光をブロック
パソコンやスマホなどの画面から出る青色光(ブルーライト)をご存知でしょうか?人間の目に見える可視光線のうち、紫外線よりも有害なのが青色光です。
ゲーム画面を長時間見つめていると、このブルーライトを浴びて目にダメージが溜まり、結果として目の疲労、視力低下につながります。
ルテインとゼアキサンチンはこうした有害な光から目を守るサングラスの役割を果たします。
黄斑の色素密度が上層すると青色光によるダメージから目を保護する力が高まることが分かっています。
視力が低下するとゲームのパフォーマンスも低下するので、パフォーマンス向上にはルテインは欠かせない栄養素ですね。
まぶしさからの回復
強い光によって受けるまぶしさのダメージ(光ストレス)は日差しの強い屋外や、明るい画面など誰にでも起こりうる問題です。
特に明るい画面のゲーム機で長時間プレイしていたら、いつの間にか目はけっこうなダメージが蓄積します。
1日あたりルテイン10㎎とゼアキサンチン2㎎を摂取し続けると黄斑の色素密度が上昇することが研究で分かっています。
その結果、ギラギラするような強い光にさえ耐性がついて、光ストレスから回復する時間が大幅に改善することが明らかになっています。
光ストレスのことを考えるなら、まずはゲーム機など画面の明るさを少し落としておくとよいでしょう。その上でルテインを摂取するとなお良いと言えます。
ゲームで目が悪くならないために気をつける点とは?
同じように長時間ゲームをしていても、目が悪くなる人もいれば、そうでもない人もいます。この違いは一体どこから来るのでしょうか?
目が悪くならない人たちが気をつけているのは
・疲れたと思ったら休憩する(1時間やったら15分休憩など)
・PCメガネ(ブルーライトをカットするやつ)をつける
・タオルで目を温める(あるいはホットアイマスク)
・疲れたと感じたら目の周りを揉む
・目玉を回転させるなどの運動をする
・部屋を明るくして画面の明るさを下げる
・画面からなるべく離れてゲームする
・たまに部屋全体を見て目のピントを少しずらしてあげる
目が悪くなるのは実は遺伝的な要素もあるので、ゲームを全くしていなくても目が悪くなる方もいます。
だからといって何も手を打たなければ視力はどんどん下がっていきます。上記に挙げたような、すぐに簡単にできそうなものから取り入れて少しでも目をケアしてあげてください。
ルテインサプリの選び方とは?
それではルテインのサプリメントなら何でもいいのかというと、実は選び方のポイントがあります。
もしかしてサプリメントを選ぶ際に、価格やルテインの含有量だけで決めていませんか?
ルテインという栄養素はその性質上、一緒に摂取すると相乗効果が見込める成分が存在するのです。それがゼアキサンチンとアントシアニンです。
ゼアキサンチンはルテインと同じカロテノイドで、目の網膜の奥でルテインとセットになって存在しています。ルテインとゼアキサンチンを同時に摂ると単体で摂るよりも相乗効果があることが分かっています。
アントシアニンはブルーベリーやビルベリーに含まれる青紫色の色素のことで、抗酸化力の強い成分です。アントシアニンはルテインを目の網膜まで運ぶ「運び屋」の役割を果たしています。
ルテインとアントシアニンを一緒に摂ることでルテインが体の隅々まで運ばれてよりルテインの効果を発揮するようになります。
ということで、ルテインのサプリメントを選ぶなら配合成分の中に「ゼアキサンチン」と「アントシアニン(ビルベリーエキス)」が入ってることが条件になります。
市販のサプリはどれがいいの?
ルテインを含むサプリメントはドラッグストアでいくつも売られています。有名なところではファンケルの「えんきん」、DHC、ネイチャーメイド、わかさ生活、小林製薬、ディアナチュラなど。
ところが配合成分を調べてみると、ルテイン、ゼアキサンチン、アントシアニンの3つを同時に含んでいるサプリは皆無でした。
>>市販のルテインサプリ7商品の成分を徹底比較した記事はこちら
入手の手軽さから、つい買ってしまいそうになりますが、せっかく選ぶなら効果があるサプリを選びたいですよね?
そこでネット通販まで広げて調べてみると、2つだけ条件に当てはまるものがありました。それが海外輸入販売のドクターズチョイスの「ルテイン40㎎」と、さくらの森から販売されている「めなり」です。
どちらも買って飲んでみましたが、ドクターズチョイスの方は品質は良いのですが、サプリの粒がデカくて喉を通るときにひっかかり、飲むのに苦労しました。
めなりの方はルテインの含有量こそドクターズチョイスに劣るものの、それ以外はむしろ優れています。
目の疲れに効くと注目されているアスタキサンチンやクロセチン、カシスエキスまで入っていて、それらが相乗効果を発揮してより効果が出るように設計されています。
値段も初回は1,000円以下で買えるので、興味のある方は公式サイトを覗いてみてください。
まとめ
いかがでしたか?黄斑のルテイン濃度を上げることでコントラスト感度が高まり、視覚処理速度がアップするというのはゲーマーの皆さんにとっては朗報でしょう。
良いルテインサプリを選んで毎日摂取していればゲームのパフォーマンスも向上するし、何より、目の疲れの回復も早くなります。
まずは手軽に購入できるルテインサプリでその効果を実感してみましょう♪