【医者に相談】子供の頃からの飛蚊症は放置しても大丈夫?
飛蚊症でお悩みの37歳の男性が「子供の頃からの飛蚊症は放置しても大丈夫?」について眼科医に相談してみた質問と回答を紹介します。
相談者(37歳/男性)
明るい場所に出たり、白い物を見たりすると
透明な塊がいくつも見えます。
これは子供の頃からあった症状ですが、
特にこのまま放置しても大丈夫でしょうか?
もし、問題があるならなんとかしいのですが
良い方法はありますでしょうか。
子供のころからある眼の症状が続いているけれども、放置してよいかどうかご心配ということでよろしいでしょうか。
飛蚊症は硝子体の変性による症状で、若いころに発症する場合、近視に伴うものが多いと言われています。
ただ、飛蚊症は網膜剥離の前症状であることも稀にはあり、網膜剥離は失明につながることもあります。
質問の内容からは子供のころからの症状がそのまま変化ないようですので、基本的には心配ないと思いますが、眼底をみる検査を受けることで心配のない症状かどうかはっきりしますので、眼科を受診することをおすすめします。
飛蚊症の眼底検査とはどのような検査でしょうか?
どの部分を見て何を判断するのか、何が分かるのか、
また検査にかかる費用も教えていただけると助かります。
眼底検査につき説明いたします。
まずは散瞳と言って目薬で瞳孔を開いて眼球の内部を観察しやすくします。
その後光を入れて検眼鏡や顕微鏡などで観察します。まぶしいですが、痛みなどは伴わない検査です。
眼底検査をすると網膜に穴などが開いていないか確認できます。
検査については専門外なので詳細には申し上げられませんが、健康保険があるのであれば数千円でおさまる範囲内だとは思います。